
ムッシュボルド-DF 銅水和剤 1kg
商品紹介
- 希釈倍数が500~1,000倍で通常の殺菌剤同様の保管・輸送・希釈作業が可能です。
- 有効成分である銅は、糸状菌・細菌を含む幅広い病原菌に対して抗菌力を示します。
- 既存のボルドー剤と同様に保護効果があり、殺菌剤耐性菌対策としても有効です。
- 製剤の最適化等により安定した効力を示します。
- 有機JAS適合農薬として使用できます。
効果・薬害などの注意
1.所要量を所定量の水にうすめ、よくかきまぜてから散布してください。
2.石灰硫黄合剤等アルカリ性薬剤との混用はさけてください。
3.かんきつに使用する場合、発芽期以降は薬害(スターメラノーズ)を生じるおそれがあるので、薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。特に果実の着生期の散布では厳守してください。樹勢の弱い樹や異常気温が予想される場合は使用をさけてください。
4.かんきつの黒点病に使用する場合、多発生が見込まれる場合には、十分な効果が得られないおそれがあります。
5.ゆずの幹腐病防除に100倍で使用する場合には、枝幹の病斑部に処理することとし、果実に薬液がかからないように注意してください。
6.ぶどうに使用する場合、果房に薬害を生じるおそれがあるので、袋かけ前には使用しないでください。また、無袋栽培では収穫まで使用をさけてください。袋かけ後あるいは無袋栽培の収穫後は葉に薬害を生じるおそれがあるので、銅に弱い品種や薬害の出やすい時期に使用する場合は、薬害発生軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
7.ももに使用する場合、収穫終了後の使用は薬害(落葉)を生じるおそれがあるので、薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
8.すももに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、銅に弱い品種や薬害の出やすい時期に使用する場合は事前に確認し十分注意してください。
9.おうとうに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
10.はくさいに使用する場合、薬害を生じやすいので次の事項に注意してください。
(1)薬害軽減のため、炭酸カルシウム水和剤を必ず加用してください。
(2)症状が強くなる高温時の散布はさけてください。
(3)収穫間際の散布は汚れを生じるため留意してください。
11.ナメクジ類、カタツムリ類には、食害防止を目的として使用してください。
12.キウイフルーツに使用する場合、薬害を生じやすいので次の事項に注意してください。
(1)薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
(2)黄色系、赤色系の品種では葉及び果実に薬害を生じる場合があるので生育期には使用しないでください。
13.しょうがに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
14.無機銅剤であるので、あぶらな科野菜、いんげん、稲、レタスには薬害を生じるおそれがあります。これらの作物が周辺にある場合は飛散しないように注意してください。
15.蚕に対して毒性があるので、桑にはかからないように注意して散布してください。
16.使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
17.使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
18.適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。