住友ジベレリン液 100ml

通常価格 ¥2,024

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商品紹介

  • 植物の生長を促す効果があります。
  • 種々の植物の単為結果を誘起します。
  • 開花に低温処理や長日条件を必要とするものでは、春化処理が代行され花芽形成、開花促進が認められます。

参考資料

【注意事項】
[1]取扱い上の注意
●使用に当ってはその都度溶解調製することが望ましい。溶解後放置すると効力が低下する場合があるので、なるべく調製当日に使い切る。
●ボルドー液等アルカリの強い薬剤との混用はさける。
●本剤の使用に当っては使用濃度、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
[2]使用上の注意
●ぶどう
ぶどうには場合によってはサビ果の発生等、果実に障害が起こることがあるので、使用しない。
●かんきつ
〈落果防止〉
○本剤処理により生理落果が軽減され着果が安定するが、品種等により本剤に対する感受性が異なるので、初めての品種等に使用する場合は最寄りの指導機関の指導を仰ぐか自ら事前に薬効薬害を確認した上で使用する。
〇果面の粗滑や果皮の厚さ等果実品質への影響が懸念される場合があるので、使用時期、濃度は守る。
〈花芽抑制による樹勢の維持〉
〇衰弱した樹勢のものに使用しても期待した効果が得られない場合があるので、衰弱した樹には使用しない。
〇低温が続いた年(極端な低温の年)または花芽の減少が予測される裏年の場合は、遅い時期の低濃度処理を心がける。
〇散布の際は薬液が葉先からしずくとなり落下する程度に散布する。
〇ジベレリンの使用濃度を2.5ppmで使用するときは、マシン油乳剤60~80倍液に加用する。
〇マシン油乳剤はジベレリンに加用の登録のある剤を使用し、マシン油乳剤の注意書きを確認のうえ、使用する。
●温州みかん
〈花芽抑制による樹勢の維持〉
〇ジベレリンの使用濃度を2.5ppmで使用するときは、マシン油乳剤60~80倍液または展着剤に加用する。
〇マシン油乳剤または展着剤はジベレリンに加用の登録のある剤を使用し、マシン油乳剤または展着剤の注意書きを確認のうえ、使用する。
〈浮皮軽減〉
〇本剤処理により、着色が遅延することがあるため、貯蔵期間によって使用濃度を調整する。
使用濃度の目安
・貯蔵用または樹上完熟の温州みかんでは、概ね3.3~5ppm
・貯蔵しないあるいは貯蔵期間が短い温州みかんでは、概ね1~3.3ppm
〇本剤処理により薬斑が残ることがあるため、使用に当たっては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
●ワシントンネーブルの落果防止の目的で使用する場合は次の点に注意する。
〇異常に結果歩合の低いものは処理しても効果の上がらないことがある。
〇通常幼果1果当り小型噴霧器で0.1~0.2ミリリットル程度を噴霧する。
●長門ユズキチ(無核)
長門ユズキチの落果防止および着果安定の目的で使用する場合は、薬液が花または幼果から滴り落ちる程度に散布する。
●日向夏
日向夏の無種子化および落果防止の目的で使用する場合は、薬液が花または幼果から滴り落ちる程度に散布する。
●かき
〇散布時期が早すぎると結実しても果実が小さくなるおそれがあるので、十分注意する。
〇本剤の散布により結実が過多となった場合は果実が小さくなる傾向があるので仕上げ摘果を行い着果量を調節する。
〇散布は幼果及びへたを対象にして十分かかるよう入念に行う。
〇品種により本剤に対する感受性が異なるので、下記に記載する品種以外に対して本剤を初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるか、自ら事前に薬効及び薬害を確認した上で使用する。
「富有、早秋、太秋、新秋、甘秋」
〇「中谷早生」では着色遅延のおそれがあるため、25ppm以下の濃度で使用すること。
●すもも(貴陽)
〇授粉を行ってから、散布する。
〇薬液が付きすぎないように、処理後、枝や棚の針金を軽く振って余分な薬液を落とす。
〇第1回目の処理が早すぎると棘状の枝の発生が見られ、遅すぎると着果安定効果が劣る傾向があるので、所定の使用時期に使用する。
〇本剤の散布により結実が過多となった場合は、果実が小さくなる傾向があるので、予備摘果と仕上げ摘果を行い着果量を調節する。
●みつば(軟化栽培を除く)
〇散布する場合、葉の表裏に十分付着させる。
〇高温長日条件下の散布は抽苔しやすくなるので、秋作を中心に処理した方がよい。
●みつば(軟化栽培)
〇灌水は処理の当日はさけ、翌日に行う。
〇散布により発生茎数が多くなるので根株の伏込みは心持ち加減する。
●セルリー
定植後約1ヶ月以内に散布すると「す」が入りやすくなるので使用をさける。
なお、スポット散布で使用する場合は1株当たりの使用液量が5~10mLが適量である。
●ふき
収穫間近に散布すると効果が減少することがあるので、使用時期を誤らない。
●畑わさび
〇花芽分化前に処理しても効果が出にくいので、花芽分化開始を確認してから処理する。
〇全面散布は効果が劣るので株の中心部に散布し、効果を高めるため必ず2回処理する。
気温が5℃以下では効果が劣るので 11 月上旬からビニール等で被覆し、保温管理する。また、15℃以上になると花芽分化が抑制されるので、15℃以上にならないよう温度管理には十分注意する。
●たらのき
〇散布は散布むらがないよう噴口の小さい散布器を用いて入念に行う。
〇薬液が芽に均一にかかるよう、駒木の高さと芽の向きを揃えておく。
●春うど
芽及び根株が十分したたる程度に散布又は瞬間浸漬する。灌水は処理の当日はさけ、翌日に行う。伏込み後の目土の上からの散布は根株に吸収され難いのでさける。
●トマト
トマトの落果防止剤を使用した後散布すると効果が若干劣るので、本剤を先に散布するか、混用して使用する。
●いちご
〈着果数増加・熟期促進〉
〇処理したいちごの果柄がのび、花、果実が葉の上に出た頃寒波がくると特に寒害を受け易いので防寒に留意する。
〇本剤の散布適期は休眠に突入して矮化が始まる直前であり、休眠に入ってからでは効果が期待できないので、時期を失わないよう、いちごの生育状況に応じて散布時期を決める。又、第1回目処理後、生育状況をみながら必要に応じて追加処理をする。
〇過剰散布は根の発育抑制やくず果を増加させるので、使用濃度、散布液量を厳守する。
〈果柄の伸長促進〉
処理したいちごの果柄がのび、花、果実が葉の上に出た頃寒波がくると特に寒害を受け易いので防寒に留意する。
●ごぼう
〇厳寒期は被覆資材等を利用して防寒に留意する。
〇第1回目処理後、生育状況をみながら必要に応じて追加処理をする。
●ばれいしょ
○種いも切断後の処理は薬害を生じるおそれがあるのでさけ、必ず種いもを切断せずに処理する。
○浸漬時間が長くなったり、高濃度液に浸漬すると薬害を生じるおそれがあるので所定の浸漬時間及び使用濃度を厳守する。
○薬剤処理した種いもは長時間ぬれたままにしておくと発芽遅延等の薬害を生じるので、風通しのよい場所ですみやかに乾燥させる。
○種いもを切断する場合は処理した薬液が十分乾いてから行う。
○薬剤処理した種いもは食料又は飼料には使用しない。
○品種により本剤に対する感受性が異なるので、本剤を初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるか、自ら事前に薬効及び薬害を確認した上で使用する。
●花き
〇処理濃度、量、回数は必要最小限にとどめ、徒長や軟弱化を防ぐため栽培管理に十分注意する。
〇処理の際には花蕾のある中心部めがけて噴霧する。
〇チューリップ
〈開花促進〉
・本剤のチューリップへの利用は促成栽培(促成栽培、半促成栽培)に使用する。
・処理時期は草丈が7~20㎝(適期:10~15㎝)の頃である。
・ジベレリン溶液は筒状の葉の中心部に1回又は2回(7日おき)滴下する。滴下量が多くなると薬液があふれ通常は溜まる量が過剰分に引きづられて流出し、効果が不安定になるので注意する。1.0mLの滴下であふれる場合は、保持される最大量に止める。
・滴下前に灌水をすませ、筒状の葉の中の水はあらかじめ取り除いておく。滴下後は2~3日灌水をひかえる。
・品種により感受性の差異が見られるので感受性の強い品種(ウィリアムピッド、ゴールデンハーベスト等)を選んで使用するのが有利である。
〈花丈伸長促進及び茎の肥大促進〉
・本適用は促成栽培を対象とし、花丈伸長及び茎の肥大を促し「切花」の品質向上を目的とする。
・微量では鋭敏に作用し、過量の場合、花弁の奇形や肥厚の生育異常、葉や花の着色不良若しくは色抜けの生理障害等の薬害が発生しやすいので、使用時期、使用濃度及び使用方法を厳守し、滴下処理に際しては、液が葉筒内より漏出しないよう注意する。薬害回避には草丈7~8㎝とやや早い時期の低濃度処理をこころがける。
・本適用の効果には品種間差異があるので、促成栽培品種であっても事前に最寄り指導機関の指導を受け、効果及び薬害の有無を確認してから使用濃度を決める。
〇てっぽうゆり
・球根の低温処理は8~13℃7週間とするが、本剤によって発芽が早まる場合があるので、発芽状態を見ながら発芽が始まれば、7週間が経過していなくとも出庫する。
・本剤処理によって休眠が打破され発芽率が向上するが、発根は抑制される。従って定植時期が高温の場合は根の発育が悪くなり、その結果切花重量の減少等の障害を受けやすい。この高温障害防止策として次の処理をすることが望ましい。
‐球根は100g以上の大球を用いる。
‐定植時よしずや寒冷紗の被覆等によって温度を下げるような管理をする。
‐生育初期に2~3回尿素等の葉面散布剤の散布を行う。
・従来の温湯処理によって根ダニの発生を同時に抑えていたところでは、本剤の処理によっては根ダニの抑制効果はないので、殺ダニ剤等の利用によって発生を防止するよう留意する必要がある。
〇りんどう
・処理は葉が十分濡れる程度に散布する。
・使用時期の定植直前は苗姿3~4対葉期を目安にする。
・切株散布する場合は、翌年の萌芽に影響を与えないよう散布後は生育期間を十分に確保する。
〇ソリダゴ
・高温期の処理では効果を示さないので、低温期(11~3月頃)に処理する。
・処理により草丈および切り花重がやや低下することがある。
〇さつき
さつきの未開花苗に使用する場合は、茎の伸長状況を見ながら対象品種の成木の開花時期を参考にして、使用時期を決める。
〇さくら(切り枝促成栽培)
休眠が深い時期の処理は効果が出にくいので、自発休眠の浅い時期に処理する。
[3]適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。