- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
- 稲(箱育苗)に使用する場合は、育苗箱の上から所定量の希釈薬液を均一に散布してください。また軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには、薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
- 稲及びばれいしょに対して希釈倍数 1000倍で使用する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
- ぶどうに使用する場合、袋かけ前までの幼果期に散布すると品種によっては果粉が溶脱するおそれがあるので注意してください。
- かんきつに樹幹散布で使用する場合は、樹幹部から地際部に十分量を散布または塗布してください。
- かんきつに樹幹散布で使用する場合は、散布液が葉にかかると薬害を生じるおそれがあるので、葉にかからないように十分注意してください。
- 本剤を無人航空機散布による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
- 各散布機種の散布基準に従って実施すること。
- 散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
- 散布中、薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置に十分な点検を行うこと。
- 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し散布区域内の諸物件に十分留意すること。
- 水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
- 作業終了後は次の項目を守ること。
- 使用後の空の容器は放置せず安全な場所に廃棄すること。
- 期待散布装置は十分洗浄し薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 育苗箱(30x60x3cm、使用土壌約5L)」1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が50g/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を1.25から5gまでの範囲で調整してください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
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