商品紹介
- 散布、潅注、セルトレイ処理など、多くの作物の様々な使用方法に対応できる、使い勝手の良い殺虫剤です。
- 植物体内に浸透移行して速やかに効果を発揮します。
- 野菜のコナジラミ類、果樹のコナカイガラムシ、カメムシ類に高い効果を示します。
参考資料
【注意事項】
(1)使用量にあわせ薬液を調製し、使いきること。
(2)ぶどうの幼果期から果粒肥大期の散布は果粉の溶脱のおそれがあるので使用をさけること。
(3)つまみ菜・間引き菜には使用しないこと。
(4)本剤をセル苗に使用する際は、調製液をセル成型育苗トレイまたはペーパーポット上方から灌注すること。また、本剤が土壌に十分に吸収されないおそれがあるので処理直前や直後の灌水はさけること。なお、高温時など極度に土壌が乾燥している場合には、葉縁が退色するなど薬害を生じるおそれがあるので、本剤を処理する予定の苗は、適切な水分および温度管理に努めること。
(5)かんきつの苗木に用いる場合は、今期に収穫見込のない苗木に対して使用すること。なお、本剤を処理してから効果を発揮するまでにある程度の期間を要するため、対象害虫の発生前に予防的に処理すること。
(6)本剤を使用したわさびの苗を畑地からわさび田に移植する場合には、使用した農薬がわさび田の水系に持ち込まれないよう、わさびの苗に付着した土を十分に洗い落とすこと。
(7)水耕栽培に使用する場合、本剤を使用した施設からの廃液をかんがい水路、排水路、河川等には絶対に流さず、適切に処理すること。
(8)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
(9)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。 1)ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。 2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供しミツバチの危害防止に努めること。
(10)空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。
(11)本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること。とくに適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
化学構造にテトラヒドロフラン環を導入しハロゲン元素を含まない殺虫剤。 広い殺虫スペクトラム。アブラムシ類,コナジラミ類,カメムシ類,ウンカ・ヨコバイ類,コナカイガラムシ類などの植物を吸汁加害する半翅目害虫,薬剤抵抗性が問題になりつつあるイネドロオイムシや重要な土壌害虫キスジノミハムシなどの甲虫目,野菜・花きの難防除害虫マメハモグリバエ等の双翅目や,十字科野菜の大害虫コナガ,果樹の重要害虫シンクイムシ類・ハモグリガ類・ホソガ類等の鱗翅目害虫,およびアザミウマ類にも高い効果を示す。