(1)使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。 (2)水溶性パック入りの製剤を使用する場合には、次の事項に注意すること。 1)濡れた手でパックに触らないこと。 2)外袋の開封後は一度に使い切ることが望ましい。やむを得ず保管する場合でも、出来るだけ速やかに使い切ること。 3)薬液の調製は容器内に所定量の水の3分の1程度を入れた後、必要量の内袋を開封せずにそのまま容器内に投入する。その後、よく攪拌しながら容器内に水を定量まで加える。 (3)りんごに使用する場合は、次の事項に注意すること。 1)モニリア病に対しては、葉腐れの初発後すぐに散布すること。 2)斑点落葉病に対しては、落花後20日頃までの初期防除剤として使用すること。 (4)石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけること。 (5)ボルドー液との7日以内の近接散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけること。 (6)極端な高温多湿条件下では、軟弱幼苗に薬害のでるおそれがあるので注意すること。 (7)散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節すること。 (8)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。 (9)本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。