- 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
- かんきつに使用する場合は次の事項に注意してください。
- 薬害が発生するおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。特に、果実の着生時期の散布ではスターメラノーズを生じるおそれがあるので厳守してください。
- 寒害などによる葉の落葉を本剤が助長することがあるので、樹勢の弱い木への散布や異常低温の予想される場合の散布は避けてください。なお、散布はなるべく温暖な日を選んで行い、散布液が夕方までには乾くようにしてください。
- ぶどうに使用する場合、次の事項に十分注意してください。
- 薬害を生じるおそれがあるので必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- 後期(果実肥大期以降)の散布は果房の汚れを生じるので、有袋栽培では袋がけ前の散布は避けてください。また、無袋栽培ではこの時期以降収穫まで使用しないでください。
- おうとう、いちじくに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- もも、ネクタリンに使用する場合、収穫後から落葉までは2000倍で散布し、開花前には1000倍で散布してください。なお、収穫後の散布では薬害を生じるおそれがあるので、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- キウイフルーツに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 発芽期以降は炭酸カルシウム水和剤を加用してください。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- 過度の連用を避けてください。
- 品種によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認する等、注意して使用してください。
- りんごに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。また、本剤の散布により、サビ果が多くなるおそれがあるので落花直後から落花後30日頃までは使用しないでください。
- いんげんまめに使用する場合、幼苗期及び高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるので避けてください。
- きゅうり、はくさい、キャベツおよびだいこんに対しては薬害を生じやすいので、次の事項に十分注意してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布は避けてください。
- はくさい、キャベツおよびだいこんに使用する場合は、薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。収穫間際には汚れを生じるので留意してください。
- カリフラワー、にんにくおよびくわいに使用する場合は薬害を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。また、くわいに使用する場合、高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるので避けてください。
- ばれいしょの種いも侵漬は無萌芽種いもを対象としてください。萌芽種いもには薬害を生じるので使用しないでください。
- ほうれんそうに使用する場合、葉の汚れを生じるので収穫間際の散布は避けてください。また、雨よけ栽培の場合も収穫までの期間を十分取ってください。
- ほうれんそうに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布は避けてください。
- 連用により葉の周辺が黄化するおそれがあるので、過度の連用を避けてください。
- 品種によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認する等、注意して使用してください。
- うめに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 発芽期以降は必ず炭酸カルシウム水和剤を加用すること。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- 過度の連用を避けてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 木酢液等は混ぜないでください。
- くわいに使用する場合、散布後7日間は落水、かけ流しをしないでください。
- 本剤の使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
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