疫病菌・べと病菌に対する基礎活性が高く、また病原菌生活環における様々なステージに作用します。そのため、病気の発生しやすい条件の中でも安定して優れた防除効果を発揮します。また、2種の有効成分のはたらきで従来の薬剤に対して感受性の低下した疫病菌・べと病菌にも有効です。感染前の予防的な散布が基本です。(登録作物:トマト、きゅうり、ぶどう 希釈倍率:750倍)
【注意事項】
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
- ボルドー液との7日以内の近接散布は、薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- 散布液調製後は、できるだけ速やかに散布してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調節してください。
- ぶどうで使用する場合、果実肥大中期(あずき大)以降の散布においては、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
- 散布にあたっては、風向きなどに注意し、薬液が周辺の作物に飛散してかからないように十分注意してください。
- 過度の連用をさけ、可能な限り作用性の異なる薬剤やその他の防除手段を組み合わせて使用してください。
- 耐性菌管理の観点から、育苗期間中は本剤を使用しないでください。
- 空容器、空袋等は圃場などに放置せず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
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